歴史を築きあげた北欧デザイナー達を紹介
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北欧の歴史を築きあげてきた美しきアーティスト達☆
世界中の多くの人々がその魅力に心奪われてしまったのではないでしょうか!
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ビルイエル・カイピアイネン / Birger Kaipiainen
フィンランドのポリで生まれたカイピアイネンはヘルシンキのCentral School of Arts and Craftsにて装飾デザインとセラミックデザインを学ぶ。
その後、1937年~1988年に他界するまでの50年余り、アラビアのアートデパートメントに在籍し、数々の作品を残しています。
陶芸界のプリンスと呼ばれ、自然界をモチーフにした情緒ある作品が多く、代表作にはアラビアのパラティッシシリーズなどがあります。
ヘイニ・リータフフタ / Heini Riitahuhta
フィンランドの陶器メーカーARABIA(アラビア)社のデザイナーとして知られるヘイニ・リータフフタ。
代表作は何と言ってもフィンランドの四季をモチーフにしたルノ(RUNO)でしょう。
彼女の作品には女性ならではの洗練された美しさがあり、今なお、独創的な自由な造形、自由な配色、変幻自在な発想力に満ち溢れた作品は心から楽しませてくれるものばかりです。
リサ・ラーソン / Lisa Larson
リサラーソンはスウェーデンを代表する陶芸家であり、1954~1979年までの約20年間にわたってGustavsberg社の専属デザイナーとして活躍しました。
特徴としては子供達や動物などをモチーフにした素朴で温かみのある作品が多く、癒しの作品として世界的に高い評価を受けています。
1979年にGustavsberg社を退社しフリーとして活躍されています。
可愛いお婆ちゃんとなった今でも、個展や展覧会を催すなど現役で活躍され続けています。
スティグ・リンドベリ / Stig Lindberg
スティグ・リンドベリはスウェーデンの歴史上において、大きな功績を遺した陶器作家の一人です。
リンドベリの陶芸家の始まりはGustavsberg社でWilhelm Kage のアシスタントとして始まったことにさかのぼります。
彼のデザインは他に類を見ない芸術作品として今でも多くの作品が残っており、陶芸ばかりでなく、様々な装飾品やディナーウェア、またプラスティック製品や電気製品等まで…それでもスティグ・リンドベリの名を世界に広めたのは独創的な陶芸アートではないでしょうか。
そのファンタジックな作品は世界中に多くのファンを持ちます。
ルイーズ・エーデルボーグ / Louise Adelborg
スウェーデンの日常的な食器を創り上げたのがルイーズ・エーデルボーグ。
もともと美術教師だった彼女は31歳からロールストランドで装飾のデザインをするようになり、1920年代にディナーセットなどのテーブルウェアをデザインし始める。
1930年のストックホルム博覧会にも出品し、高い評価を得ています。
彼女の力強く細いデザインの組み合わせはスウェーデン人なら誰もが知る1つのシンボルとなっています。
カタリーナ・ブリーディティス / Katarina・Brieditis
スウェーデンのストックホルムに在住するデザイナーとして知られるカタリーナ・ブリーディティス。
イケア、スヴェンスクスロイド、リナムなどにもデザインを提供していることでも有名。
伝統的なニットや刺繍テクニックを駆使したデザインを得意とし、昔からあるものや現在の新しいものまでを自由に組み合わせた独創的な世界感で多くの作品を手掛けています。
代表作、ロールストランドのペルゴラ(Pergola)が有名。
マリアンヌ・ウェストマン / Marianne Westman
マリアンヌ・ウェストマンはスウェーデンを代表するデザイナーで、Konstfack大学でデザインを学び、スウェーデンのロールストランド社へ入社しました。
彼女の作品は何気なく身近にある様々なものから得られるインスピレーションで、自身が好きなものや、大切な人に使ってもらいたいものを考慮してデザインされています。
アニカやピクニックなどの女性らしいシリーズを残しており、彼女が手がけた作品の中でもモナミは世界中の人々の記憶に残る作品となっています。
ハンナ・ヴェルニング / Hanna Werning
様々な分野で活躍するフリーデザイナーのハンナ・ヴェルニング。
2004年からスウェーデンのストックホルムでスプリング・ストリート・スタジオを主宰しています。
テキスタイルや壁紙のパターンデザインが専門で、様々な場所にデザインを提供しています。
最も知れたとこでは、ロールストランドの人気シリーズである『クリナラ』をデザインした人ということでも有名である。