マイセン / Meissen
マイセン(Meissen)はドイツ、マイセン地方で生まれた磁器の総称であり、名実ともに世界の西洋磁器の頂点に君臨する名窯です。1710年から続く300年以上の歴史を持ち、数々の世界屈指の名品を送り出しています。
1つ1つ職人の手によって製作されるスタイルで、その洗練されたデザインは長い歴史の中でも変わることなく今でも世界中を魅了し続けています。
代表作品
・ブルーオニオン
ブルーオニオンは1800年の中頃に東洋の作品の影響を受け誕生しました作品で、 東洋のザクロや桃をオニオンと勘違いして、この名が付けられたというエピソードを残す作品。
・インドの華
・柿右衛門
柿右衛門はその名の通り柿右衛門窯の図案を写した作品で、美しい東洋調の図案が特徴的な作品。
・ドラゴン
マイセン窯の絵付けとしては初期の頃に確立され、シノワズリ(東洋趣味)の図案による染付食器のシリーズ。
ドラゴンは景徳鎮窯などから輸出された食器などに使用されていた龍の図案を写した作品。
・ドイツの華
ドイツで自生する草花を題材とする染付食器シリーズ。
1730年代に絵付師のヨハン・クリーガーによって初めて描かれたと推定される。
以後植物図鑑などに題材を求めて拡張され、テーブルウェア一式として18世紀中頃に整備された。
・猿の楽団
初期のマイセン窯を代表する原型師(モデラー)であり、長くマイセン窯の造形主任を務めたヨハン・ケンドラーと同じく原型師のペーター・ライニッケの2名によって1765年に創作された一連の人形シリーズ。
猿がオーケストラの楽団員に扮する、寓意に満ちた造形で知られる。
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