銀食器
今日は久しぶりに暖かい一日となり気持ちいいですね♪そして本日も足を運んでくださった皆様、本当にありがとうございます。
最近、個人的に銀食器にふれることが多く、そこで少し銀食器について書いてみようと思います。
数年前にも一度書いたことがあるのですが、
銀の始まりは紀元前4000年のころのメソポタミア文明やエジプト文明にまでさかのぼります。
そして、実際に食器に使われだしたのは紀元前1000年ごろと言われてます。
当時は超高級品で、富裕層の宴会などで使われていたみたいです。
一般的にもう少し普及しだしたのは中世のヨーロッパで、食器というよりは騎士や貴族の象徴といった感じでした。
食器には紋章が施され、その家の権威を示していたんです。
また当時、銀食器が使われていた最も大きな理由は毒殺が当たり前の時代。
銀は毒で変色するため食べ物や飲み物の毒を検出する毒見のような役割を果たしていたとされています。
今、私たちが生きている現代では、銀では検出できない毒も多々あり、限られた効果しかないことが分かっています。
でも当時の中世ヨーロッパではそのような意図で大いに使われていたようです。
こうやって歴史をひも解くと面白いですよね♪
現代の銀食器については毒がどうこうということは関係なく、抗菌性や安全性から銀製のカトラリーや器が高級品として使われています。
審美性や衛生面での利点が評価されているということですね!
実際のところ、現実的には陶磁器が圧倒的に多いですが、たまに銀器を使ってみると新鮮ですし、少し味も変わるような気がします。
なかなか触れる機会のない銀食器ですが、純度の高いピカピカの銀食器はその美しさと高級感から今日でも根強い人気があります。
指紋が付くほどの、顔が映りこむほどの食器は興奮しますよ☆
Vol. 676 銀食器
2025-01-19 20:16