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支柱跡と貫入

本日もたくさんのお客様に足を運んでいただき誠にありがとうございます。
心より感謝申し上げます。

今日は過去に何度も書かせていただいているヴィンテージの特徴について改めて書きますね♪
とても大事なことですので、できれば年に1回はこのテーマで繰り返し書き続けたいなと思っています。

そもそもヴィンテージとは20~100年前の作品で、その当時の技術やデザイン、また希少性などの付加価値が認めらている作品を指します。
そして、そのように年数を経過していること陶磁器ですとか、当時の窯の技術に関連して様々な特徴がみられます。

質問も多いのですが、まずは支柱跡ですね!
これは窯で焼成する際に重ね焼きという手法を行うと重ねられた一枚一枚の間に支柱を挟みます。
そのためその部分に釉薬がかからないため凹みができます。
アラビア系の北欧食器に多いです。裏側に三角形に3点のくぼみが見られるのはそのためです。
よく傷などと勘違いされる方もいらっしゃいますが安心してくださいね。

次は貫入です。
貫入とは表面にヒビのようなラインが入ってしまう事です。
これには直接貫入と経年貫入があるのですが、直接貫入は焼成後に素材と釉薬の収縮率に差があるため起こる現象です。
ただし、直接貫入は意図的にデザインとしての物が多い気がします。
ほとんどの場合は経年貫入ですね!

経年貫入は同じように収縮率の差で起こるのですが、年月が経過してから発生するものです。
上記でも書きましたが、ほとんどの西洋食器に見られる貫入はこちらのタイプで、数十年の時間の中で可視化されてしまったものです。

貫入は見えない方がいいという意見は当然ですよね。
ただ、経年貫入はほぼ全ての食器に存在していて見えていないだけです。
ですので、皆様が使っている食器にある日突然貫入が現れることもあるという事です。

大切なのは貫入は傷やヒビではないということですね。

なので使用上は全く問題ないですし、場合によってはいい味を出してくれることもあります。

今日は質問の多い特徴2点について書きましたが、知っていれば見え方や感じ方も変わります。
これらを頭の片隅に置いていただきヴィンテージやアンティークをもっと楽しいんでいただければと思う次第です。


Vol. 690 支柱跡と貫入

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