Occupied Japan
本日も多くのお客様にご来店いただき忙しくさせていただいております。本当にありがとうございます。
こういった仕事をしていますと様々なご質問をお受けするのですが、
先日『Occupied Japan』に関して聞かれることがありました。
私自身、知ってはいましたが実際に見たことはなくとても珍しいものだと思っています。
Occupied Japanとは、太平洋戦争後のGHQによる占領期(1945年〜1952年)に日本から海外へ輸出された製品およびそのバックスタンプ(刻印・銘柄表示)を指す言葉です。
そのため、約5年ほどしか製造されていませんので、なかなか見る機会がないのが悲しいところです。
アンティーク・ヴィンテージ市場において、この時期に作られた陶磁器や雑貨・玩具などは「MIOJ(Made in Occupied Japan)」と呼ばれ、歴史的価値を持つコレクション品として世界中で親しまれているようですよ。
1949年12月には貿易統制の緩和に伴い、「Japan」や「Made in Japan」の表示も認められるようになりました。
そして、1952年4月28日、サンフランシスコ平和条約の発効によって日本の主権が回復し、占領期表記の運用は完全に終了しました。
ちなみにOccupied Japanの刻印を見たい場合はやみくもに探すよりもオールドノリタケや瀬戸・多治見・名古屋の窯元が欧米向けのデザインで製造していたそうなのでそういったところをピンポイントで探してみると見つかるかもしれません。
ただ、やはり市場に出回る確率は低そうです…
占領下の時代があったというのは悲しい歴史の事実なのですが、当時の歴史を語る作品が現代まで大切にコレクションされているのが日本の素晴らしいところです。
改めて日本の伝統と歴史を重んじる国民性に少し熱くなりました♪
Vol. 697 Occupied Japan
2026-08-09 17:06
















